2009/11/25
■佐藤由里亜 X'mas Concert

 

来日以来お付き合いをしていただいているピアニスト佐藤由里亜さんのリサイタル。
卓越したソロ演奏は勿論、バイオリン、チェロ、フルートや歌手などと数多くの共演でも抜群の冴えをみせる実力派。今回もクリスマスにぴったりの贅沢なプログラムを用意してくれました。
 実は、年初に恒例の 『遊弦コンサート』2010@富麗華 でも彼女とのコンビを予定していて、こちらもバラエティーに富んだステージを計画中です。
年末・年始の慌ただしさに一区切りつけて、音楽に浸る至福の時間をご一緒にどうぞ!

●パンフレット(PDF 743KB)
http://saamusic.hp.infoseek.co.jp/documents/yuria091220.pdf

 

2009/11/18
■日本 - オーストリア交流年 2009

 

今年は日本とオーストリア交流年とされていて、添付の様な記念切手が発売されています。実は、偶然に発見したのですが、去年・今年とザルツブルグを訪れた縁もあって、思わず購入をしてしまいました。一枚一枚に刻まれた画は何れも懐かしいものばかりです。
 先週TVで放送されたウィーンの特集番組では、この街に住む人々の誰もがとても幸せそうに我が街自慢をする姿がとても印象的でした。また、番組中ウィーンフィルのコンサートマスターが紹介されていましたが、夫人が日本人だと知りますます親近感を持ちました。
 ところで、このウィーンフィルの主要メンバーで結成されたウィーン・リング・アンサンブルが来春早々日本を訪れます。東京公演を終えて1月4日に「キラリ☆ふじみ」(富士見市)でその華麗なアンサンブルを聴かせてくれるそうです。キラリは私にも馴染みあるホールですが、東京近郊で屈指の音響を備えているのでとても楽しみです。お時間ある方は是非どうぞ。
●パンフレット(PDF 743KB)
http://saamusic.hp.infoseek.co.jp/documents/VPO.pdf

 

2008/06/20
■遊弦コンサート2008 夏

 

生の音を間近でじっくり聴いていただくのが今回の「遊弦コンサート」の趣向でした。CDやTVから流れる人工的な音に慣れてしまった耳をリセットして生演奏の会場に臨むと、弦や弓が空気を震わせ、音が立ち現れてくる様がわかります。まさしく肌で音を感じる事が出来るのです。生の楽器には様々な原因で生じる夾雑音も含まれますが、この清濁併せのむ感じもより一層音楽のリアリティーを高めてくれます。
 もっとも、本音を言えば演奏者にとってはどんなに大きなホールやステージに立つよりも緊張させられるのです。音楽の基礎や楽器をコントロールする技術に自信がないと、たちまち破綻をしてしまい、ボロを出してしまうからです。目前のお客さんの反応も痛いほど伝わってきます。
 果たして、この狙いは会場のお客様に通じたのか、終演後にはとても贅沢に感じたとの感想を沢山いただきました。新しいパートナーとの実験的なプログラムにも十分な手応えがありました。「遊弦」のステージに大きな歓びと可能性を感じた有意義なコンサートになりました。

 

2008/05/10
■関口知宏さんの旅の作品を録音

 

世界を巡る鉄道の旅でお馴染みの関口知宏さんが、中国滞在中に作曲した曲を演奏させて貰いました。コーヒー片手にスタジオに現れた関口さんは、例の飄々とした様子で、誰からも好かれるキャラは画面のそのままでした。
 即興的に創った曲なので楽譜がなく、サンプルを耳コピーした私の演奏をプレイバックしながら手直しを重ねる形で作業は進みます。短い曲ながら、関口さんの思い入れや拘りは強く、細部にわたって様々なイメージを伝えてきます。私も出来る限りそれに応えようとするうちに、次第に彼の世界に引き込まれてゆきました。遂には、スタッフから「関口さんがシュウミンさんの演奏に興奮していることがはっきりわかりました」と言われるほど、録音現場は白熱していた様です。果たして、その仕上がりは如何に。6月末に徳間書店から発売される旅行記に収録されるそうなので、どうぞお楽しみに!

 

2008/03/12
■高韶青(G.Gao)来宅

 

来週からザルツブルグに出掛ける私に高韶青(G.Gao)が”稽古”をつけてくれました。
早くからカナダを拠点に活躍をしている彼は、西洋楽器とのアンサンブルの経験が豊富で、様々なアドバイスを得られる貴重な存在です。奏者として最もリスペクトする先輩であり、特に、今回のオーストリアでのプログラムに欠かせないモーツァルトの楽曲については彼のレパートリーを参考にさせて貰いました。
 観光を兼ねて来日した家族とも久しぶりに楽しい時間を過ごしています。特に、10歳になる息子は小さな手で楽器を操り「賽馬」を奏でてくれました。快活で、ゲーム機が手放せない現代っ子でありながら、しっかり血筋を受け継いでいる様子。本当に頼もしい一家です。

 

2008/01/12
■西尾呉服店「卯庵」(前橋)

 

前橋県民会館の北に広がる落ち着いた住宅街の中に店舗を構える西尾呉服店「卯庵」。同店は創作着物の風雲児として斯界で有名な存在なのだとか。確かに、シックな店内は隅々にまで心配りが行き届いていて、オーナーのセンスが光ります。圧巻なのは店舗2Fの大広間。70畳ほどの空間に中央を貫く吹き抜けと大天井が木材の質感と相まって贅沢な空間を創出しています。しかもそこはアコースティックな楽器にとって最適な音空間でもありました。そして、開演までには優雅な着物姿のお客様が続々と現れ席が占められてゆきました。
 実は、この日は新しいパートナー辻邦博(G)さんとのコンビや生徒の古宮久美さんの初お披露目、更にお香のプロデュースを買って出てくれた松崎洋子さんなど皆の力を借りながら年初に相応しい豪華な演出を試みたのですが、これら全てが功を奏して幸先の良い一年を迎える事が出来ました。この勢いを19日の遊弦コンサートにつなげたいと思います。

 

2007/11/02
■武夷岩茶

 

お茶の専門店「ルピシア」さんが自信を持って紹介する武夷岩茶は皇帝献上茶として歴史に育くまれてきた逸品。ミネラル分を多く含み、身体を温めるので今の季節にはぴったりのお茶です。この日、店舗2階のサロンは至高のお茶を求めて沢山のお客様で埋まりました。洗練された空間が一層その味わいを引き立て、誰もが幸せそうな表情を浮かべていました。
 かくいう私も家では湯呑みが手放せません。来日後、冷たいビールの美味しさも覚えたけれど、やはりお茶の方が身体に優しい。夏でもホットが基本です。仕事の前に心を落ち着かせたり、休日のリラックスタイムにもお茶は欠かせません。忙しい日常にあってこそ一杯のお茶の有難さを実感するのかもしれません。皆さんも生活にお茶を上手に取り入れてみて下さいね。

ルピシアHP
http://www.lupicia.co.jp/index.html

 

2007/11/10
■小倉日記

 

学生時代、松本清張の作品にハマって図書館に有る彼の本はほとんど読みました。日本に来て最初に買った本も『点と線』でした。日本語は読めなかったけど、漢字の意味が判るので内容は想像が出来ました。各作品とも巧妙なストーリー展開は勿論、何よりもその雰囲気に酔ってしまいます。中でも『或る「小倉日記」伝』を読んだ時の胸騒ぎにも似た感覚は今でも良く覚えています。ただ、あまりにもスマートな文章に慣れてしまうと、別の作家の作品にはなかなか馴染めなくなってしまうのは困りものです。
 先日、北九州でのコンサート前日には記念館の見学もできました。正直、あまり期待はしていなかったのですが、なかなかどうして。充実した内容は一見の価値有りです。そう言えば、今月末ビートたけし主演のドラマ『点と線』もありますね。今からとても楽しみです!
 
松本清張記念館HP
http://www.kid.ne.jp/seicho/html/

 

2007/10/28
■学園祭

 

学園祭に行ってきました。これまでにも大学やその関連施設で演奏する事はありましたが、日本の大学の”お祭り”を観たのは初めてです。軒を連ねる模擬店やエネルギッシュなパフォーマンスを繰り広げるステージも、どれもこれも新鮮で愉しい空間です。
 私は語学・中国文化論の講座に関連して、二胡の歴史や文化背景などを語ってきました。途中、会場のお客様にも楽器に触れていただく時間を設けました。一人は中国からの留学生ですが、勿論、二胡に触れるのは初めて。即席の指導で簡単な曲が弾けた上に、舞台上の興奮も手伝って存分に愉しんで貰えた様子。掛け値なしの雰囲気に私自身もまた学生の頃に戻りたくなってしまいました。

 

2007/10/17
■大分県佐伯市

 

九州を訪れました。城下町、大分県佐伯市は大分県の最南部にあります。明治26(1893)年、今から約112年前、国木田独歩が請われてやってきました。独歩わずかに22歳、当時の佐伯は人口5000人ほどの町でした。「武蔵野」という有名な作品を残し,37歳というはかなくも短い一生を終えました・・・などといった紹介は受け売りです。
国木田独歩記念館の古い日本建築と庭園美はそれなりに魅力的ですが、なんたってこのレトロな書斎風景をご覧下さい。ネコが絶妙な構図で収まってはいないでしょうか。ナイスなショットに思わずニヤリとしてしまいました。
 かねてから憧れの湯布院にも立ち寄ることが出来、感激です。仕事で移動の途中だったのであまりゆっくり過ごす時間はなかったものの、再訪を心に誓いつつ現場に向かいました。

 

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